自主防災

 大規模な災害が発生した場合の大まかな生き残り方について

 今回記載することは、あくまで全てを保証するものではありませんが、

 事前に考えておいて、机上で訓練(妄想)することも必要です。

 常日ごろからの妄想することでいつも新鮮に保つことが可能になります。

 では、今回激甚災害が、自分が住む町で発生したまたまその地域にいたと想定します。

 

【自主防災について】

 災害時の生き残りを掛けた戦いに(大げさと思わないで)如何に勝つか?

 何をおいても、大規模な災害時には行政は自分達を助けてくれると思ってはいけません。

 地震倒壊後の火災や隣家からの貰い火でも、自分の家に消防車がくる確立は宝くじで

 2等が当たるくらいの確立です。(要は自分の家は燃えてしまうということ)

 なので、まずは 自分達が生き抜くために 災害時に家族が無事であることを第一に考える

 これは、防災ボランティアでも防災士機構でも教わりますが 要は自助の範疇を指します。

 家族が無事に災害から逃れることを家族で考えておきましょう。

 用意するものは、後で記載します。

 そして、家族の安否が確認できて安全を確保できたら、近隣での互助になります。

 お年寄りが逃げおくれていないか? 家屋の下敷きになっていないか?

 但し、何でもかんでも直ぐに飛びつくのは危険です。

 本来なら行政の力も借りて対応したいですが、その場に行政は来ない!いや来れないんです!

 そのためには、安全を確認できる上での救助が必要になります。

 

【家族の安全が確認できたので隣人を助けに行きたい】

 家人の安全が確保できて、自分はある程度余裕が出てきたと思っているかた

 十二分に注意をして 行動してください!!! ご安全に!!

 倒壊家屋の場合には、二次被害による生存者への危険な場面が発生しないか?

 救助を行う人間の安全は確保できるのか?

 この2つが確保できなければなりません。

 但し、見殺しにするのか?って意見もあります。

 でもどうでしょうか?

 助けに行って 救助に向かった方も亡くなったら・・・

 冷静になれない場合でも 冷静に対処することが肝心です。

 但し、2回の但し、倒壊家屋などで下敷きになった場合は状況により時間を掛けることができない

 場合があります。

 挫滅症候群などは、圧迫部位を開放するこのにより、高カリウムなどが体に回ることで心配停止

 などの症状を発生させることが考えられるので注意が必要です。

 救助に時間が掛かった圧迫状態の場合には、心臓に近い圧迫部側をゴムバンドなどで締めて

 カリウムが全身に廻るのを防ぐ処置も必要である。

 

【ここまでで必要な機材など】

 さあ これまでに 書いたことは、たまたま自分が住んでいる地域にいた際に起きた災害であり、

 家人も無事であったと仮定しています。 

 基本的には、以下を用意しておきましょう。

 日曜大工セット(ホームセンターで安いのがありますので以下が入っているものがいい)

  入っているもの バール、のこぎり、ハンマー

 車を持ち上げるジャッキ(車の中にあるので覚えておくとよい)

  入っているもの ジャッキ、ジャッキUPレバー

 理想の道具があれば、一番助かる

  チェーンソー    倒壊家屋には一番威力あります。

  単管パイプ     テコの原理で瓦礫を分けることが可能

  荷崩れ防止用ロープや荷崩れ防止用ゴムバンド 圧迫部位圧迫用に活躍する。

 

【避難所にいきたいくない方】

 自宅が倒壊しても住みたい 避難所へは行きたくない方は、

 行政から強制避難や避難準備地域 全壊診断を受けない限り 自己判断で自宅で過ごすことが

 可能である。

 ライフラインの問題(電気 水道 下水 ガス)があるが

 上記をクリアしてでも 避難所へ行きたくない場合以下の覚悟がいる。

 1)避難所に避難(避難できない場合は後述)していないので行政の援助はないと思う

 2)ライフラインが復旧しても、倒壊度合いにより電気系統が漏電している可能性がある

 3)二次被害の危険性があることを認識する。(再度の災害で倒壊するなど)

 

【事前用意しておいたほうがいいもの】

   最低限、家族人数分の水を用意しておきましょう 1人日2Lとして 1週間で1人2L で7本

   ※4人家族であれば28本必要である。以下インスタントを使用する場合は倍の58本は必要である。

   非常食は、水を使用するがフリーズドライのインスタントを用意しておくとよい

   トイレは、どうするか? 非常用トイレを用意か 庭がある場合にはそこにトイレを作るか?

   災害用トイレを最低でも家族人数分7日間は用意しておくことをお勧めします。

   サランラップは、備蓄対象である。用意をしておくとよいです。 大小を10本づつくらい

   サラダ油とティッシュペーパーと空き缶と空き缶を切れるはさみ 明かり取りや煮炊きにもできるランタンが作れる

   絆創膏とオキシドール 三角巾 防塵マスク 防塵メガネ 長靴(底が厚いもの) 安全靴 ヘルメット

   飴(たくさんあるほどいい) 嗜好品(タバコ ※つらい方もいるでしょう) 

   アマチュア無線機 デジタル簡易無線機 テレパシー能力 ※連絡手段です

   生理用品(女性は特に) 女性用下着 ※案外と入手しにくいです

   電池とスチールたわし ※火おこし用にあると便利です

   キンカン 日焼け止め ※わかるかたにはわかるかと・・・

 

次回この続きを記載していきますのでしばらくお待ちくだしあ。20180603